北朝鮮へ行ってみた 後編
ドキドキしつつもいざ入店
そんなこんなでウエイトレスの人に
軽く促される様に4人掛けテーブル
席へ通されてメニューをもらい
目を通すと、メイン料理、麺もの
焼き物、小皿系でも東京都内とさほど変わらない
価格設定で、
キムチでいえば
180バーツ=日本円で550円程度です
高すぎる・・
完全に観光客相手の価格設定で地元民には
合わせていない様でした。
確かに地元の人が知らないわけだ・・
で、ウエイトレスさんを
呼び注文を取ってもらいました。
ウエイトレスさんの制服ですが
レッドかグリーンの水玉の半袖シャツに
黒の膝くらいのスカートでした。
胸にはハングルで読めませんが名前?
の様なものが書いてあり北の国旗と同じ
カラーです。
オススメを聞きつつ・・・
ビール、キムチ、平壌冷麺、餃子を
注文し
自分はつたない英語でなんとか
話し注文したのですが。
最後にウエイトレスさんが
自分に日本語で言いました
『・・・日本??』
『yes・・・はい』すると
いきなり笑顔!
その後店員さん同士で
『イルボン・イルボン』
となぜかヒソヒソ話していて
それからは好意的に接してくれました
自分はどんな人間と思われていたのでしょうか?
推測するといくつか思い浮かびますが
ここでは自粛しときまーす。
・・・笑
つたない英語でも発音で日本人って
理解できるところが凄い
ルックスと英語の発音でしょうか
はじめに料理の感想を話すと
どれも食べログ5段階で言えば
1.5~2.8点程度です・・・
日本のそれとは違い口に合いません
自分で言うのもなんですが味に関しては
寛容なんですけど、
あれ以来ここを下回る朝鮮料理の味には
出会っていません。
と、愚痴っていられないので
頼んだ メニューを紹介します。
ミッパンチャ〈お通し〉
まず、定番のお通しが運ばれてきてました。
おかわり自由で
もうこれだけでお腹いっぱいになる
コリアンレストランあるあるですが、
小魚の佃煮・ウリの酢漬け・キムチ大根と
写真左下は今まで食べたことがない
ニガく焦げた味しかしなかった固〜い大豆
次にキムチ
少し辛めかなと言う程度で
味はいたって普通で日本国内で食べれるものと
変わらない安定の味です。
インパクトは無し。
タイ人は辛い物好きですが朝鮮系の辛さは
口に合わない様で俺一人で頑張って食べました。
その次に餃子
なぜ自分でも中華じゃないのに
餃子を頼んだのか?
まぁなんとなく食べたくなり
あまり当たり外れのないカレーの様な
物なので
で、運ばれてきたのがこちら↓
味は、かなり薄味で少し蒸してから焼いてる様で
こんな、さっぱり餃子を初めて食べました。
皮は自家製の様で厚めで結構、粉っぽかった・・
醤油とお酢を混ぜてつけて食べたのですが
やはり醤油自体の味が変わった味で、
〈海外あるあるですが〉
餃子の様で餃子でない
なんとも感想にできないミステリーな味でした。
ちなみに北朝鮮人の男性料理人さんが
1人で作ってました。
地元のタイ人のオバちゃんも
1人いてヘルプをしている様でした。
最後に平壌冷麺
店員さんのオススメでテーブルに運ばれてきた後
ハサミでチョキチョキ食べやい長さにカット
してくれます。
味はこちらも結構さっぱり味で
麺は想像を超えるコシと固さ
これが本場の物なんでしょうか??
キムチやお酢など入れて
自分の味に調節しながら食べる様ですが
上手く作れずそれでいて写真で見るより
結構な量があって残しました。
店内を見渡すとステージと楽器があって
時間になると店員さんたちが歌と楽器
演奏とダンスを披露する様ですが
何時からやるのか聞いたところ
『今日はお客さん少ないからやらない』
とのこと・・・
こちらもサッパリ味と・・
北のあの歌とレベルの高い演奏を観てみたかった
ちなみに店員さんによってですが
北の事やいつタイに来たか?
質問をすると
『詳しく話すなと言われてるので』と
丁寧に断られます。
人によっては独特な空気を出されて思いっきり
シカトされ去っていきます・・・
気の弱い人は深く少し入った
質問等々は自粛してください 笑
食事も終わり
店内には自分と友達2人だけで店内BGMもなく
シーーーンとしてて
居心地が悪くタクシーも待たせてる事もあり
そそくさと帰ってきました。
やはり北の閉鎖された厳しい環境と気候や
物資や情報の少なさで育ち、
将軍様とお国のために働きに来て
ここでも自由はなく日々働き
温かみはあるが少し冷たい機械の様な、
どこか空気感が固くサッパリ冷たい
感じと寂しさが伺える
笑顔が素敵な人たちでした。
まだタイ、カンボジア、中国にある様なので
機会があれば行ってみてください
おわり
こちらも 前編
中編